責任は重いけど安定したい人にオススメ!正社員の働き方に迫る!
長期で仕事をするなら目指したいのは正社員
最も安定的に仕事をしていきたいならやはり目指したいのは正社員です。
正社員は特定の企業から正規雇用をされている社員のことを言い、定年までの勤務を保証するとともに、昇給や昇進があり、かつ社会保障を受けることができるという大きな待遇面のメリットがあります。
中でも医療業界、製薬業界での安定性は抜群です。
医療は人々が生活していくうえで欠かせないものとなっています。
それに携わる仕事というのはたくさんあり、正社員として採用している企業も少なくありません。
医療業界というとブラックな働き方のイメージがありますが、製薬業界での研究開発は状況が異なり、高給でホワイトな働き方ができる企業も珍しくありません。
(参考:研究開発のお仕事 | 理系・研究職の求人転職はChall-edge)
日本の雇用制度では正社員となる人の権利は非常に重く守られており、会社側から一方的に解雇をするときには厳しい条件がつけられることのほか、待遇に何らかの問題がある場合は最寄りの労働基準監督署に訴えることで改善指導をしてもらうことができます。
しかしながら半面で業務における責任は大変重いものとなり、残業や休日出勤といったものも給与の範囲で行わなければいけなくなります。
独身や育児や介護の必要がないという人ならばフルタイムで勤務をすることもできますが、家族の世話をしなくてはいけない女性にとってはなかなかフルタイムで正社員勤務をするのは難しいというのが現状です。
企業は必ず産休や有休の制度を整えなければいけないと法律で決められているので、そうしたものもうまく利用しながら自分なりのライフワークバランスを実現していきましょう。
正社員として勤務をすると得られるメリット
日本における会社での正社員という立場は非常に手厚く制度によって守られています。
その一つが社会福祉制度の充実で、厚生年金に加入するとともに、健康保険組合への加入など一般向けの福利制度よりも手厚い内容のものを受けることができます。
またもし退職をすることになった場合の雇用保険も一定期間勤務したという実績があれば適用されるので、次の就職先がなかなか見つからないというときもかなりの金額を受け取ることができるようになっています。
さらに社会的地位も正社員というのはかなり高くみられており、クレジットカードを作るときの審査や、住宅ローンのような大きな金額のローンを組むときには正社員であるかどうかが非常に重視されてきます。
住宅ローンは特に注文住宅などの新築を購入したい場合には必須といっても過言ではありません。
埼玉県のローコスト住宅などどんなに安い注文住宅でも1,000万円前後の費用は発生するためです。
自分ひとりでのライフスタイルを構築していきたいという時には、この正社員という働き方は非常に便利なものであるといえます。
アルバイトや契約社員の場合には、もし勤務先の上司と性格的に合わなかったり、上司や経営者が思うような実績を上げることができなかったというスタッフはすぐに首切りの対象になってしまいます。
ですが正社員の場合はよほどの悪質な行為などがないかぎりは一方的に解雇をさせられるということはありません。
正社員として勤務するデメリットは?
社会的地位の高い正社員ですが、まったくデメリットがないというわけではありません。
まず手厚く社会的に保護をされている分、会社からの命令には逆らうことができません。
転勤や異動、ポジションの変更があったとしても、それが会社側からの意図的な嫌がらせ行為などでない限りはそれに従って業務をしていかなくてはいけません。
また責任ある地位に昇進した場合には、緊急時の呼び出しへの対応や、部下のミスのリカバーなど自分の責任以外の部分の業務も重くのしかかってきます。
業務内容を時給換算してみたら派遣社員やアルバイトよりも条件が悪かったなんていいう正社員もいるくらいです。