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ちょっと待って!本当にその広告でいいの?情報発信のコツをご紹介!

広告における基本的なテクニック

価値観の多様化の時代と言われている現在ですが、その分広告や宣伝という多くの人に発信する営業活動は年々難しくなっているようです。

数十年前までは比較的社会的な価値観というのは一つのモデルケースによって運用されており、音楽にしてもファッションにしても一番人気のあるものをドカンとアピールしてそれに付随する商品を作っていけばまず間違いはありませんでした。

ですが価値観が多様化したことにより、そうした「誰にでも訴えかけることができる」といったマス的視点のものはむしろ効果が薄くなってきているのが現状です。

せっかく大々的な広告費を使って作ったのに、ほとんどリターンとなる反応がなかったなんていうこともよくあるのでこれから広告や宣伝をするときには十分に戦略を作ってから実行していきたいところです。

広告や宣伝を作るときの鉄則として一番に挙げられるのが「ターゲットに直接訴求できるものを作る」ということです。

売りたい商品やサービスは、どの年代、どの性別、どんな職業の人により多く買ってほしいかということを考えそこから宣伝戦略を作っていくようにします。

具体的に使用しているところをイメージさせる

広告宣伝の中でも最もそのテクニックをうまく使用していると言えるのがテレビでよく見かける通販です。

通販のCMというのは大抵、まず最初に「○○でお困りのあなた!」といった文句を掲示してから次に「~~になってみたいと思いませんか!」といった解決方法をダイレクトに伝えてきます。

このときCMや広告のモデルは販売したい年齢や性別の人を並べ、実際に困っている様子を映し出します。

そこで販売したい商品を大きく映し出して、簡単にどんな効果があるかといったことをだいたい3つまでの項目として提示してきます。

途中で「でもこれまで試しても効果がなかったし」「買っても続かなかったし」といったマイナス要素の意見を出してそれを反論してから最後に再び商品名と効果をアピールします。

まさにプレゼンや説得術のすべてがここにあると言ってもよく、この論の進め方は様々な面に応用をすることができる王道的なものとなっています。

普段見る通販のCMも細かく分析するとかなりのテクニックが盛り込まれているので、一度構成をじっくり研究してみることをおすすめします。