ストレスフリーで働こう!イキイキと仕事に取り組むために必要なこと3選
毎日のストレスがつらいと感じていませんか?
現代は多くの人が多くのストレスを抱えながら生活をする「こころの時代」とも言われています。
会社員として勤務をしている人にアンケートを取れば、ほぼ100%で何らかのストレスを感じているというふうに回答することと思います。
また会社に現在勤務していないという人であっても、家庭内で行う家事や育児、親の介護、ご近所づきあい、親類づきあいなどで強いストレスを感じてしまう場面もたくさんあります。
精神的なストレスというのは、一度「ストレスを感じている」と意識してしまうとどうしてもその対象のことが気になってしまい、ますます強いストレスを感じてしまうという特徴があります。
例えば最初は「この人なんとなく苦手だな」と思っていた人がいたときに、その人と何か決定的なケンカなどがあって「あ、この人のこと嫌いでストレスだ」と思った瞬間から、次に顔を合わせただけで強いストレスを感じるようになります。
これが続くと考えなくなくてもよいような場面でもそのストレスが嫌だということを意識するようになってしまうので、そうなるともう一気に精神への強いダメージとなってきます。
ストレス対策で大切なのは、そうしたドツボにはまらない軽度なうちに自分の身を守りストレスのもとを遠ざけるようにするという方法です。
完璧主義であるということをやめてみる
同じような職場で生活をしていてもストレスを感じやすい人とそうでない人とがいたりします。
ストレスは重度に重なると「燃え尽き症候群(バーンアウトシンドローム)」につながってくるものなので、普段からまじめで物事をきっちり考える癖がある人は要注意です。
真面目な性格というのは決して悪いことではないのですが、あまりにもそれが高じてしまうと「絶対に少しのミスなく仕上げないといけない」「言われたことは完璧にしあげないといけない」といったような強迫観念にもなっていってしまいます。
言い方は悪いですが、ストレスフリーな生活ができている人というのはどこか雑なところがある人で、言われたことは守るものの絶対に完璧にしなければいけないという気持ちはなく、「まあまあこのくらい仕上げれば合格点かな」というさじ加減をよくわかっています。
案外細かいところまで完璧に仕上げているかどうかというのは、仕事においてはあまり重視されないことが多いのが現実です。
完璧を目指しすぎるということは時に業務の遂行ではなく自己満足のためにやっていることもよくあり、それが自分自身を追い詰めてしまっていることもあります。
常に真面目である必要はないのだということを意識し、時には周囲に頼ったりやり方をちょっとマネしてみたりして自分なりの「及第点」の仕事方法を考えていきましょう。
人と比べることをやめて自分のペースで生活する
もう一つ、これは特に女性に多いのですが、強いストレスの原因になってくるのが「他人の目」です。
例えば自分の回りでブランドバッグを持っている人がいたときに「自分も持っていないと恥をかく」といったふうに思ったりしないでしょうか。
同級生の夫婦が先に家を買った、妹夫婦が先に出産した、同期が先に出世をした、隣の家の子供が有名中学に合格した。
そうしたことを聞いて強いストレスを感じるということは、それは自分の人生における幸せの基準が「他人からどう見られているか」ということによっているということです。
確かに人にばかにされるのは面白くないことですし、できたら自分のことをよく思ってもらいたいという気持ちはわかります。
ですがあまりにもそれにとらわれて見栄を張るだけの人生になってしまうのは、自分のためにもストレスですし、周囲にも決してよい影響を与えません。
自分は自分、人は人ということを忘れず自分たちの生活をよりよくしていくということを考えていくようにしましょう。