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役職者必見!リーダーがやってはならない態度とは?

まずはこちら(https://fiction.land/angry/post_522)を見ていただきたい。
ここでは上司派か部下派かを問いています。

  • 最近の若いやつは、すぐにパワハラだのブラックだの言う。そしてパワハラだのなんだの言うやつにかぎって仕事ができない。そして会社に対する依存心が強い。
  • 20代も後半になってくる先輩は、すぐに「私の若い頃はあなた方の時と違って」とすぐ言う。俺だって知らない。知らないうちに時代が変わっているんだから、さも俺が時代を変えた張本人かのように言ってこないでくれ。

引用元:「あなたはどっち派?上司派?部下派?|フィクションランド

ここでは上司派の意見が多そうですが…では実際に嫌われる上司とはどういうものか考えてみましょう。

 

嫌われる上司とはどういうタイプの人か

毎年決まって行われるアンケート調査の一つに、「上司にしたい芸能人」というものがあります。

対象になるのは有名人や芸能人なので実際にその仕事の能力は関係ないので、要するにどういった人間性を持った人が上司になってもらいたいかということを測る一つの基準といえます。

この調査は単にその都市に人気があった有名人という人気投票という側面だけでなく、その時期にどういったタイプの上司がより望まれているかということを見る上で大変意義があります。

女性上司はここ数年ずっと天海祐希さんが連続してトップを維持していますが、理想の男性上司は案外順位変動が激しく池上彰さんや松岡修造さん、錦織圭さん、タモリさんあたりが高ランクを移動していることがわかります。

女性上司像というのはそう考えると比較的わかりやすく、「冷静に話を聞いて判断してくれそう」といったバランス感覚の良さと感情ではなくきちんと理性で判断をしてくれるタイプの女性が人気があるということがうかがえます。

対して男性上司の場合池上彰さんは「丁寧に仕事を教えてくれる」といった学校の先生や父親のような尊敬できる要素があることが評価されているのに対し、松岡修造さんのようにぐいぐい自分を引っ張り励ましてくれる存在がほしいという風に思っている人もいるということになります。

これから管理職や上司を目指すという人はそうしたデータを参考に、今の若い世代はどういった上司に対してどんな要望を持っているのかということを知っておくことをおすすめしたいです。

好まれやすいタイプの上司がはっきりするうということは、逆に言えば嫌われやすいタイプもまた同時にはっきりわかるということになります。

一番嫌われるのは「無責任」タイプ

時代に関わらず最も嫌われやすいタイプの上司というのはずばり「無責任」なタイプです。

先に述べた池上彰さんのような「わからないことを丁寧に教えてくれる」「自分の意見をしっかり持っている」というタイプの人が好かれる裏側には、普段の仕事を通して「十分にものを教えてくれない(ものを知らない)」上司や、「自分の意見を持たずに曖昧にする」上司の存在をうとがっているという事情があるのでしょう。

もう一つの松岡修造さんタイプのリーダーシップがあるタイプが好かれる裏側には同じように、「覇気がない」「きちんと自分が先頭に立って指示をしてくれない」といった上司像があるのではないかと思われます。

こうしたことからまとめると、嫌われるタイプの上司というのは部下に対して適切なフォローをしたり、自分の意見で周囲をまとめて引っ張るということから逃げる「無責任」な姿勢があります。

中間管理職の場合どうしても自分の保身のために上役となる経営者などの顔色を見て仕事をしていたり、部下のミスの責任を取りたくないばかりにわざと自分がかかわらないようにするといった人も実際には多く存在しています。

自分ではうまく立ち回っているつもりでも、部下の視線というのは上司の想像以上に厳しくかなりの部分を見透かされているということはしっかり理解しておきたいところです。

自分の考えを押し付けるタイプもまた嫌われる

もう一つ「無責任」タイプの対局に位置するといえるのが「過干渉」タイプの上司です。

これは昔現場にいたころよい成績を上げていたという人にありがちなパターンですが、自分の考える手順や方法以外の仕事のやりかたを一切認めず、ねちねちと細かい部分まで指導をしてくるという完璧主義的なタイプのことです。

自分が完璧に仕事をしてきたという自負がある分、上司として部下を指導するときにも完璧でなければならないという強迫観念があったりするので部下は監視されているかのような強いストレスを感じることになってしまいます。